2015年7月22日(水)
「違憲」が国民の理解
鳥取県弁護士会歴代会長 廃案求める
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鳥取県弁護士会の歴代会長16人が21日、鳥取市で記者会見し、「憲法違反の安保法案の衆議院強行採決に抗議し、廃案を求める」との声明を発表しました。
足立珠希会長は「安保法案は違憲の法律であるという点で、国民の理解は進んでいる。強行採決は、立憲主義に反する権力(安倍政権)を縛る必要があることを改めて示した」と指摘。「石破茂(地方創生担当)大臣が『国民の理解は進んでいない』『権力は抑制的であるべき(だ)』と言ったのは、このまま強行すると自民党は国民の支持を失うと警告したものだ」と批判し、8月2日の安保法案反対県民大集会の成功に全力を挙げると述べました。
安田寿朗弁護士は、▽「後方支援」は安全ではなく、格好の攻撃対象▽安保法案は、あえて日本を米国の戦争に巻き込み、テロを誘発するもの▽米国に加担することなく、9条に基づく平和構築をすべきだ―と指摘しました。