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2015年7月19日(日)

イラン核合意支持

元外交官ら100人 大統領に書簡

米国

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 【ワシントン=島田峰隆】米国の歴代政権で国務省や国防総省の幹部、各国大使を務めた元外交官ら約100人が16日、イラン核協議の最終合意を「画期的だ」として支持する連名書簡をオバマ大統領に送りました。書簡は、米議会が合意の実践を支援するべきだと指摘しました。

 書簡には、1990年代後半に駐韓国大使や朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)事務局長を務めたスティーブン・ボズワース氏、ブッシュ(息子)政権下で国務次官(政治担当)を務めたニコラス・バーンズ氏などが名を連ねています。

 書簡は「包括的で綿密に交渉されたこの合意は、適切に実施されるなら、イランの核開発を阻み、中東地域で核兵器の拡散を防ぐ効果的な手段になりうる」と評価。査察と検証の過程では「確かな防衛策に支えられた効果的な外交が極めて重要になる」としています。

 また「米国や同盟国、友好国の安全を保障する最も有効な方法は、代償が高くつく危険な方法を考える前に、意志の強い外交が機会を得られるようにすることだ」と強調。「米議会は合意を実践する上で全面的なパートナーにならなければならない」と指摘しました。


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