2015年7月16日(木)
本会議採決に反対 5野党党首が一致
戦争法案が15日の衆院安保法制特別委員会で強行採決されたのを受けて、日本共産党、民主党、維新の党、生活の党、社民党の野党5党の党首は同日、国会内で会談し、委員会での強行採決を認めない立場で本会議採決に参加しないことを一致して確認しました。
共産、民主、維新、社民の各党は本会議の討論で反対の意思を表明したうえで、採決時に退席する方針を確認しました。
会談で日本共産党の志位和夫委員長は「政府案の採決を認めないことで、5党が一致したことは重要です。先週の党首会談(10日)で確認した『強引な採決に反対する』という合意を5党が守って行動してきたことは重要です。今後も連携していくことを確認したい」と発言しました。
会談終了後、志位委員長は本会議採決に参加しない理由を記者団に問われ、「憲法違反の法案を強行することは許されないからです」とのべました。