2015年7月8日(水)
声上げ戦争法案つぶす
総がかり行動実行委が宣伝
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戦争法案をめぐって緊迫するもと、「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」は7日、全国一斉街頭宣伝にとりくみました。毎週火曜日に呼びかけている一斉宣伝の1回目。実行委員会構成団体のひとつ、「戦争する国づくりストップ! 憲法を守り・いかす共同センター」は東京都内8カ所で宣伝しました。
新宿駅東口では、全労連の長尾ゆり副議長や全国商工団体連合会の星実副会長らが訴えました。
長尾氏は「若者を戦場に送ってはなりません。戦争はいやだ、命より大切なものはないという声で安倍政権をおいつめよう」と訴えました。
星氏は「息子に戦場に行って、人を殺せとは言えない。力をあわせて声を上げれば戦争法案をつぶすことができる。平和な日本をつくるためにたたかおう」と訴えました。
日本共産党の本村伸子衆院議員は「圧倒的多数の世論と運動をつくって廃案に追い込もう」と訴えました。
数日前、戦争法案反対の別の行動に参加して、一斉行動を知ったという女性(59)=東村山市=が自作のプラカードを持って駆けつけました。「多くの憲法学者が違憲だという法案を強行しようなんてとんでもない。廃案にするまで国会にも通います」。戦争法案反対の署名に応じた会社員の女性(31)=府中市=は、「憲法9条は戦争をしないと決めた日本の根幹です。これを国会の数の力で変えようなんて許せない」と話しました。