2015年6月25日(木)
仙台弁護士会の歴代会長13氏が街頭へ
現会長「違憲法案通さぬ」
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「国の基本法・憲法に反する法案を通すというのか。法律家として黙っていられない」―。仙台弁護士会現会長・岩渕健彦氏を含む歴代会長13人が24日、市内の街頭に立ち戦争法案廃案を訴えました。同会の歴代会長27人は22日に連名で戦争法案廃案の声明を発表しています。
岩渕会長は「政府は憲法から逸脱してはいけない。憲法は権力の暴走を防ぐためのもの。違憲法案を通すことは権力者による国民への裏切りだ」と話しました。
青木正芳元会長は「弁護士は基本的人権の擁護と社会的正義の実現を使命としている。法案は国民の基本的人権を奪うもの。なんとしても廃案にしなければ」と訴えました。
齋藤拓生元会長は「9条の恒久平和主義の理念を根底から覆す法案を国民的熟慮もなく閣議決定だけで通すことは、立憲主義に反する」と述べました。
また、仙台弁護士会は廃案を訴え終日宣伝カーを走らせました。
60代の女性は「地元紙の報道で行動を知り来ました。安倍首相になって右傾化を感じます。政治に興味ない友人にもこの法案は危ないと訴えています」と話しました。
別の女性(65)は「徴兵制の話も出て法案が成立したら若い人が犠牲になるんじゃないかと不安です」と署名しました。