2015年6月16日(火)
「戦争イヤ」これが若者の声
戦争法案撤回 国に要請
「若者憲法集会」参加者
東京都内で行われた「戦争立法反対!渋谷デモ」と「若者憲法集会」(14日)の参加者70人は15日、戦争法案の撤回・廃案を求めて、内閣府と国会議員に要請しました。
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内閣府では安倍晋三首相あての要請書を提出。(1)「平和安全法制整備法」と「国際平和支援法」の閣議決定・国会提出を撤回し、成立を断念する(2)日本国憲法を順守し、内閣総理大臣として憲法にのっとった行動をとる―ことを申し入れました。
そのうえで参加者は、全国の若者から集めた「安倍首相への手紙」1505通を手渡し、一人ひとりが発言。「当事者である若者たちが『戦争はイヤだ』と切実な思いでデモをし、手紙を書いています。真剣に受け止めてください」「明らかに違憲の法案を通すことは安倍首相にとっても汚点なはずです。戦争法案を廃案にしてください」とのべました。
安保法制特別委員会や憲法審査会などに所属する衆参両院の議員に対する要請でも、戦争法案に反対するよう求めました。
要請に先立って衆院第1議員会館で行われた事前集会では、日本共産党の池内さおり衆院議員が国会情勢を報告。「みなさんの声が、国会で戦争法案を廃案に追い込む力になります。一緒に頑張りましょう」と語りました。