2015年6月7日(日)
きょう開幕 サッカー女子W杯
ボランティアがサポーター出迎え
カナダ
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【エドモントン=安岡伸通】サッカーの女子W杯カナダ大会は6日(日本時間7日)、日本を含む24チームの参加で幕を開けます。カナダで行われる初のW杯を明日に控えた5日、開幕戦が行われるエドモントンは、本番に向け雰囲気が高まってきました。
主要道路には、W杯の開催を告げるのぼりがはためき、空港では鮮やかなユニホームに身を包んだボランティアの人々が、各国のサポーターを出迎えています。
カナダでは、国技のアイスホッケーやラクロスが盛んですが、近年ではサッカーも人気競技の一つになっています。学生が行うスポーツとして、学校や地域のクラブを通じてサッカー人口が増えていることもあって、大会の関心も高い。
国際サッカー連盟(FIFA)の汚職スキャンダルのさなかにもかかわらず、今大会は過去最大規模のものとなりそうです。
カナダ代表の試合のチケットはすでに約92万枚売れ、6日の開幕試合は5万枚余りが完売。前回の11年ドイツ大会でのチケット販売は約85万枚だったことからも人気の高まりを裏付けています。
隣州のレジャイナから家族できた男性は「サッカーのために週末だけきました。一人息子にワールドクラスのサッカーを見せたいと思います」と、カナダ代表のポスターを見つめる息子を抱き上げました。