2015年5月28日(木)
「赤旗」読んで戦争法案阻止しよう
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本質をズバリ
多角的追及に反響
「『平和安全法制』なんてふざけている」「戦後最悪の法案だ。さっそく街頭宣伝で問題を訴えた」―安倍政権が今国会成立を狙う戦争法案のニュースや特集記事を読んだ読者の方から「何としても廃案を」の決意が次々寄せられています。
「赤旗」は、政府・与党による戦争法案づくりの段階から「徹底批判! 戦争立法」と題しキャンペーンをはってきました。全国紙の一部が政府の言い分に立って法案解説するなか、「米国の起こすあらゆる戦争に自衛隊がいつでも、どこでも参戦・軍事支援する戦争法案がその正体だ」と多角的に告発。たとえば、武力行使をしている米軍などへ自衛隊が弾薬提供や発進準備中の戦闘機への給油まで軍事支援できるようにする問題を取り上げた連載には、国会関係者から「法案で『武力行使の一体化』がここまで変質しているとは思わなかった。法案の見方を変えざるをえなかった」との感想も寄せられています。
弁護士、憲法学者の取材を通じ、戦争法案が、憲法9条破壊の戦後最悪の法案であることを鮮明にし、党派を超えた解釈・明文改憲反対の論陣をはっているのも「赤旗」。戦争法案の国会審議で安倍首相らが持ち出すごまかしも鋭く批判しています。
5月20日付の「いつでも どこでも 米のどんな戦争にも参加 日本の若者の血を流す」の見開き特集は、「これでわかる戦争法案」のタイトルで学習用パンフレットとして発行されることになりました。
共同の新聞
広がりを継続的に
日増しに高まる「戦争法案阻止」の声。国会周辺や全国各地でおこなわれる集会やデモ、抗議行動を継続的に報道して、国民的な共同とたたかいを呼びかけているのが、「しんぶん赤旗」です。24日付は1面トップで、戦争法反対の世論と運動が広がっていることを報道。戦後最悪の法案を打ち砕く国民共同の新聞として役割を果たそうとしています。
全国版・地方版に各種の行動計画を掲載。「戦争法案の審議入りに抗議する国会前行動を『赤旗』の告知記事で知って、奈良県から駆けつけた」という人もいます。審議入り当日、NHKは本会議の代表質問を放送しませんでした。「赤旗」は衆議院のホームページからネット中継されることを報道。読者から「『赤旗』に感謝です」のメールが寄せられました。
国会周辺では、毎週木曜日の午後6時半から国会前行動が設定されているほか、6月15日から24日までの平日は連続座り込み行動が計画されています。6月13日には「STOP安倍政権!大集会」が東京都内でおこなわれます。
若者たちも立ち上がっています。6月14日に都内でおこなわれる若者憲法集会の成功に向け、全国で宣伝・対話行動がおこなわれています。「赤旗」は若者の声を取材して、「韓国の友人に『日本は徴兵制がなくていいな』といわれた。9条を変えたくない。戦争はイヤ」などの声を紹介。「『赤旗』を読むと元気になる」と、うれしい反響も編集部に届いています。
多彩な識者
思いの丈を紙面で
「若い人たちが戦場に行かされる、殺し殺されるということを自分の問題として真剣に考えてほしい」「戦争するための法整備を進めることは、憲法9条形骸化を決定的なものにします」
女優の高田敏江さん、イラク支援ボランティアの高遠菜穂子さんなど、各界の多彩な識者が戦争法案反対で思いの丈を語る「『戦争法案』 今言わなければ」が好評です。
法案の構造的問題を明らかにした憲法学者の山内敏弘さんや青井未帆さん、憲法裁判をたたかってきた若手とベテランの弁護士・川口創さんと新井章さんなど、それぞれの立場から戦争法案とのたたかいを呼びかけています。これからも多彩な方に登場してもらう予定で、朝から法案反対の熱い思い、たたかう勇気をお届けします。
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日曜版
党派を超えて続々登場
国会審議が始まった「戦争法案」。危険な問題点を分かりやすく伝えるとともに、反対の一点で党派を超えた人が続々、登場します。31日号では、問題点をズバリついた志位和夫委員長の代表質問を詳しく紹介するとともに、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんなどが登場。これまでも、自民党千葉県連元会長の実川幸夫さんや民主党顧問の藤井裕久さんなどが反対の声を上げています。
党首討論で大問題となった安倍首相の歴史認識問題。シリーズ「インタビュー 戦後70年」では、美術家の奈良美智さんや元官房長官の武村正義さん、臨済宗相国寺派管長の有馬頼底さん、俳優の加藤剛さんなどが過去の戦争などについて語っています。
毎号の「ひと」には、NHK連続テレビ小説「まれ」で主演する女優の土屋太鳳さんなど話題の人が登場。シリーズ「この人に聞きたい」や同「私と介護」も好評です。
多彩な話題役立つ情報
暮らしに役立つ情報も充実。行政が国民に知らせない“お得情報”をお届けする「お役立ちトク報」は、読者から「本当に助かった」などのハガキが寄せられています。
政治や社会の焦点の問題から、料理や健康、暮らしのことまで読み応えある記事が満載です。