2015年5月19日(火)
「配備撤回が当然」
米オスプレイ事故で穀田氏 衆院特別委
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日本共産党の穀田恵二国対委員長は18日の衆院拉致問題特別委員会で、米海兵隊のMV22オスプレイがハワイで墜落事故を起こしたことを受け、「米側に日本への配備撤回を強く求めるのが当然だ」と政府に求めました。
岸田文雄外相は、米側に事故原因などの情報提供や、事故機と同型機である普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属オスプレイの「安全面への最大限の配慮」を申し入れたことを明らかにしました。米側からは、「迅速かつ透明性をもって対応したい」との回答があったと説明しました。
穀田氏は、MV22の日本配備にあたり政府が「安全性は確認された」と繰り返してきた中での事故であり、米空軍横田基地(東京都)配備が狙われるCV22もMV22と「機体構造や基本性能が同一で、安全性も同等だ」と政府が説明してきたことを指摘。「情報提供の申し入れと、地元説明を行いますとの答弁を繰り返すだけの対応は、いいかげんにしなければ駄目だ」と抗議しました。