2015年5月18日(月)
日本AALA創立60年記念
24日に国際シンポ
緒方氏らパネリストに
1955年に植民地支配の終結と民族独立を掲げて開かれたバンドン会議から60年、日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(日本AALA)創立60年を記念して、平和・協力・繁栄の東アジア共同体の構築をめざす国際シンポジウムが24日、東京都渋谷区の国連大学で開かれます。
東アジアは経済的に発展しています。しかし、貧困や環境問題などが山積しています。また、歴史認識や領土問題などをめぐる緊張と紛争が存在しています。この課題を解決するには、軍事同盟や敵視政策ではなく、東南アジア諸国連合(ASEAN)のような平和・協力・繁栄・非核のメカニズムや共同体建設が求められています。
今回のシンポジウムでは、日本国民と、日本、中国、韓国、東南アジアの研究者・専門家が直接交流し、今後の展望を話し合います。
日本AALAは、在日大使館などにシンポジウム開催を案内。十数カ国の大使館から参加の返事が寄せられるなど、関心が高まっています。
パネリストは次のとおりです。
▽劉成氏(南京大学教授)
▽イブラヒム・アルムタキ氏(ハビビセンターASEAN研究計画責任者)
▽緒方靖夫氏(日本共産党副委員長)
▽大西広氏(慶応大学教授)
▽南基正(ナム・キジョン)氏(ソウル大学日本研究所研究部長)
▽グエン・バン・フィン氏(ベトナムAALA副会長)
国際シンポジウム 国連大学国際会議場(東京都渋谷区神宮前5の53の70。JR渋谷駅から徒歩約8分、地下鉄・表参道駅B2出口から徒歩約5分)
24日午前9時半から午後5時半まで
定員360人。同時通訳あり。完全予約制で、事前の申し込みと参加費(一般8000円、25歳以下5000円。昼食代含む)が必要です。問い合わせ先=日本AALAрO3(5363)3470