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2015年3月11日(水)

「アラブ合同軍」創設を

連盟事務局長が提唱

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 【カイロ=小泉大介】アラブ連盟(パレスチナを含む22カ国が加盟)のアラビ事務局長は9日、エジプトの首都カイロの連盟本部で開催された外相会議で演説し、「アラブ合同軍」の創設の必要性を表明しました。連盟は今月下旬にエジプトで首脳会議の開催を予定しており、合同軍問題はそこでの中心議題の一つとなるとみられます。

 アラビ事務局長は、「いくつかの加盟国が直面しているテロ組織の脅威に対応し、アラブ各国の安全保障を維持していくため、合同軍の創設を考慮する必要がある」と指摘。その任務はテロとのたたかいのほか、平和維持や民間人保護となるとしました。

 「アラブ合同軍」をめぐっては、2月にリビアでエジプト人出稼ぎ労働者21人が過激組織ISにより殺害されたことを受け、エジプトのシシ大統領が創設を繰り返し訴えてきました。アラビ事務局長は2011年に就任する以前はエジプトの外相を務めていました。


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