2015年2月4日(水)
家計に背 補正予算成立
辰巳氏反対討論
2014年度補正予算案が3日、参院本会議で自民、公明などの賛成多数で可決、成立しました。日本共産党は反対しました。
同予算は総額3兆1180億円。「経済の好循環の拡大」といいながら、日本経済の再生に必要な国民の家計を温めるものとはなっていません。「緊急経済対策」とは何の関係もない2110億円もの軍事費をもぐりこませ、15年度予算案と合わせると5兆円を超す大軍拡に道を開く予算です。原発再稼働を前提にした過酷事故対応に90億円を計上していることも問題です。
採決に先立ち日本共産党の辰巳孝太郎議員が反対討論をしました。辰巳氏は「大企業や富裕層には能力に応じた負担を求めて消費税に頼らない別の道を進むこと、軍備拡大路線をやめ、国民の命と暮らし第一の政治へ転換すること」を求めました。