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2015年1月23日(金)

米キューバ国交正常化交渉開始

“協議は生産的で協力的”

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 【ワシントン=島田峰隆】半世紀以上も国交を断絶してきた米国とキューバの政府高官による国交正常化交渉が21日、キューバの首都ハバナで2日間の日程で始まりました。初日は、米国に流入するキューバ人移民の問題を協議しました。

 米側はジェーコブソン国務次官補(米州担当)が代表を務めます。ロイター通信によると米国務次官補のキューバ訪問は38年ぶり。両国関係は歴史的な一歩を踏み出しました。

 両国代表は21日、一定期間米国に滞在するなどの条件を満たしたキューバ人の永住を認める米国の法律などについて話し合いました。キューバ側は、同法が医者などの人材流出を助長していると強調し、米側は同法の継続を主張。意見の隔たりが残りました。

 ただ交渉にあたったリー米国務副次官補は協議後、「協議は生産的で協力的な形で行われた」と発言。キューバ外務省の報道官も「両国は丁寧に意見交換し、建設的な姿勢で協議している」と語り、交渉が前向きの雰囲気で始まったことを示唆しました。


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