2014年12月4日(木)
奨学金の会が文科省要請
給付制の実現ぜひ
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「国民のための奨学金制度の拡充をめざし、無償教育をすすめる会」(奨学金の会)は3日、2015年度教育予算の充実を求めて文部科学省に要請しました。
三輪定宣会長(千葉大学名誉教授)、大学院生らが参加しました。要請項目は、来年度予算で高校・大学の教育費用の負担軽減、奨学金返還困難者に対する救済、「中等・高等教育の漸進的無償化」の国際条約化の意義を積極的に広報することです。
文部科学省側は「奨学金の無利子化や、給付制奨学金の導入について、同省も同じ方向を向いています」と答えました。
奨学金の会は要請に際して「提言・未来をひらく教育保障制度をつくろう」(第一次案)を発行。「教育無償化」「給付制奨学金」を実現するため、国民的な運動を呼びかけています。