2014年12月2日(火)
ストップ秘密法施行
東京 ジャーナリストら宣伝
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安倍政権が強行採決した秘密保護法の施行が10日に迫るなか、法律家やジャーナリスト、女性団体などでつくる「Stop! 秘密保護法共同行動」は1日、東京・有楽町マリオン前で街頭宣伝を行いました。
参加者は安倍晋三首相を模した巨大な人形や、着ぐるみで通行人の視線を集めながら「秘密と戦争は結びついている」と、危機感を訴えました。
自由法曹団の今村幸次郎幹事長は「施行されれば、行政機関は非常に多くの情報を特定秘密にすることができる。また、知ろうとすれば犯罪になる。これは、戦争できる国づくりのための法律です」と警鐘を鳴らします。
「マスコミ9条の会」呼びかけ人で元プロデューサーの仲築間卓蔵さんが「総選挙の本当の争点は秘密保護法です。情報が隠され、モノ言えぬ社会になって日本がどうなるのか。個人が自分の頭で考えて選挙に行ってほしい」と呼びかけました。
日本新聞労働組合連合の新崎盛吾中央執行委員長は「報道の自由や国民の知る権利がおびやかされると主張して反対してきました。同法の廃止を求めて運動を続けていきます」と決意をのべました。