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2014年10月12日(日)

北海道にカジノいらない

大門議員講演 札幌で市民団体集会

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 日本共産党の大門実紀史参院議員は11日、札幌市内の市民団体の集会で講演し、本格的な法案審議を前にカジノ推進派の議員連盟が混乱していることをあげ「反対の世論が広がっていることの反映だ。がんばれば阻止できる」とのべました。

 集会を主催したのは多重債務問題に取り組んでいる「札幌陽は昇る会」(松本弘会長)。松本会長は「ギャンブルをやめられず困っている人の相談を多数受けてきた。さらに問題を拡大させるカジノ合法化を許すわけにいかない」とのべました。

 北海道では高橋はるみ知事が8月にシンガポールのカジノを視察するなどカジノ誘致に積極的で、釧路、小樽、苫小牧の3市に加え、留寿都村も最近になってカジノ誘致を表明しています。

 大門氏は、「それぞれの地域の建設業界がハコものづくりのためカジノを誘致しようとしているもの。動いているのは利権がらみの集団ばかりだ」とのべました。

 釧路、苫小牧、小樽の各市でカジノ反対運動をすすめている市民の代表が報告。「北海道の自然や文化を多くの道民や観光客に楽しんでもらうにはカジノ誘致は必要ない」という集会としての知事への申し入れ書を確認しました。


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