2014年10月9日(木)
カジノ反対 声広がる
日弁連集会 5団体発言
佐々木・宮本両議員あいさつ
|
日本弁護士連合会(村越進会長)は8日、カジノ解禁推進法案に反対する集会を国会内で開き、市民ら110人が参加しました。日弁連は5月9日にカジノ解禁反対と同法案廃案を求める意見書を発表。5、6月にも院内集会を開いており、今回が3回目です。
カジノ解禁に反対する市民の世論と運動の広がりを反映して、日本消費生活アドバイザーコンサルタント協会、主婦連合会、退職者連合など幅広い5団体の代表が発言。「カジノをすすめるような政治家に国の将来をまかせることはできない」(河村真紀子・主婦連事務局長)など、カジノ推進勢力への強い怒りが出されました。
桜田照雄阪南大学教授は講演で、シンガポールや米国のカジノの事例を示しながら、「賭博という安易な手法で経済を再生させるという発想にはあきれる」とのべました。
日弁連多重債務問題検討ワーキンググループ座長の新里宏二弁護士は、「カジノ解禁推進法案ノーの動きを広げてゆきたい」と訴えました。
日本共産党の佐々木憲昭、宮本岳志両衆院議員が出席し、「カジノ法案は断固粉砕していく」(佐々木氏)、「ばくちの悲惨さを知るべきだ」(宮本氏)とあいさつしました。
民主党の階猛、篠原孝、田嶋要の各衆院議員、白眞勲、徳永エリ両参院議員、社民党の福島みずほ参院議員、無所属の糸数慶子参院議員があいさつしました。