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2014年9月30日(火)

「歴史を偽造するものは誰か」

赤旗「慰安婦」論文に反響

モヤモヤがすっきり 問題の所在が明確に

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 本紙27日掲載の論文「歴史を偽造するものは誰か―『河野談話』否定論と日本軍『慰安婦』問題の核心」に対して、赤旗編集局や日本共産党本部に「もやもやしていたがすっきりした」「大変時宜を得た内容で明確だ」との声が続々と寄せられています。

 記事を「一気に読んだ」という大阪市の男性は「朝日新聞へのバッシングになんとも言えない怒りを覚えていたが、問題点の所在がはっきりした」との感想を電話で寄せました。また、安倍首相が河野談話への否定論に毅然(きぜん)とした態度をとらないことについて「河野談話はすでに世界に向けて発信され、みずからもこれを継承すると繰り返し述べているのに、これを否定する態度をとれば、それこそ世界の笑いものになる」と語りました。

 埼玉県の男性は論文に感銘し、ジャーナリストである学生時代の友人に記事を紹介したことを伝えました。その友人からは「非の打ちどころのない反論。『河野談話』を手直ししたら日本の地位も名誉も地に落とす」との返事がメールで届いたといいます。

 感想のなかには「『朝日』に対する攻撃への反論として力になる。頑張ります」(佐賀県・男性)、「今日の記事を知人に送ろうと思う」(横浜市・男性)など、歴史の逆流を許さないたたかいへの決意も寄せられています。

 また、吉田証言が虚偽だったことを利用した異常な「朝日」バッシングを一部メディアが続けていることに対して「右派ジャーナリズムの異常さは限度をこえている」との意見も寄せられました。


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