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2014年9月7日(日)

リニア計画影響検証

穀田・辰巳議員ら意見交換

近畿の共産党

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(写真)リニア中央新幹線問題での交流・懇談会で発言する穀田議員(正面中央)と辰巳議員(その右)=6日、大阪市

 「巨大な無駄遣いと環境破壊ストップ、東海道新幹線の地震・津波対策こそ」と日本共産党国会議員団近畿ブロック事務所は6日、大阪市内でリニア中央新幹線問題について交流・懇談会を開きました。リニア問題の党国会議員団プロジェクトチーム責任者の穀田恵二衆院議員、同事務局長の辰巳孝太郎参院議員も参加し、大阪、奈良、京都、滋賀の各府県の党担当者や議員団と意見交換しました。

 穀田氏は、国家プロジェクトとして9兆円以上の資金を投入する無謀なリニア計画について、環境破壊、まち壊しなど、住民とのさまざまな矛盾を引き起こしていることを指摘し、各県からの議論をよびかけました。

 辰巳氏は、この間の調査にもとづいて(1)今世紀最大のプロジェクトで、大規模な環境破壊、まちと暮らし破壊を伴う(2)水枯れなど水源地に悪影響を及ぼし、トンネル残土排出と処理、自然・生態系破壊など深刻な環境破壊をもたらす(3)駅・車両基地周辺などの大規模開発がセット(4)突然の立ち退き区域指定など財産権を侵害し、十分な住民説明がない(5)地方自治体がJR東海の先兵として使われる―などの問題点を告発しました。

 各県の担当者から、誘致合戦の実態や、観光都市の経済活性化にとってかえってマイナスになること、新たな無駄遣いを誘発していること、巨大事業頼みの危うさなどが報告されました。


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