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2014年9月2日(火)

佐賀空港「自衛隊と共用しない」協定

防衛省“見ていなかった”

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 1日の県議会説明会では、佐賀空港へのオスプレイ配備を計画している防衛省が、空港建設にあたって佐賀県と地元との間で「自衛隊と共用しない」と合意していたことを最近まで知らなかったことも明らかになり、「配備、先にありき」の防衛省の地元無視の姿勢が浮き彫りになりました。

 佐賀空港の建設当時、地元の漁業協同組合と佐賀県が1990年に結んだ公害防止協定の覚書は、「県は佐賀空港を自衛隊と共用するような考えを持っていない」としています。自民党の指山清範県議が「これをいつ知ったか」と質問。槌道明宏・九州防衛局局長は、武田良太防衛副大臣が佐賀県に説明した7月22日までに協定書そのものを「見ていない」として、内容については「県から協定書をちょうだいして初めて確認した」と答えました。


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