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2014年8月12日(火)

辺野古浮桟橋を再設置

沖縄防衛局 キャンプ・シュワブ沖

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写真

(写真)青色の浮桟橋資材をクレーンでトラックから降ろし、海面に浮かべる作業が行われている米軍キャンプ・シュワブ北岸。左は抗議行動を封じ込めようとする海上保安庁のゴムボート=11日、沖縄県名護市・辺野古崎の沖合

 沖縄県名護市辺野古への新基地建設強行に向け、防衛省沖縄防衛局は11日、台風の接近で中断していた海上での作業を再開しました。反対運動を排除するための浮標(ブイ)や浮具(フロート)を工事水域に浮かべる際に足場となる浮桟橋を米軍キャンプ・シュワブ北岸に再設置しました。

 浮桟橋設置は、海上保安庁のゴムボート10隻や巡視艇2隻などが周辺水域を封鎖するように警戒態勢を敷く中で始まり、同日午前中に完了。午前9時半すぎ、海上での抗議行動に出ていた住民らのカヌー11艘(そう)が監視のために設置現場へ近づこうとしたところ、ゴムボートや巡視艇10隻が取り囲み、引き返すよう威圧的な指示を繰り返しました。

 新基地建設の早期着工へ準備を急ぐ防衛局は、浮桟橋を7月27日に設置しましたが、台風の接近で29日にいったん撤去。作業を急ぐ防衛局はブイやフロート設置を今週中にも予定しているとされ、旧盆(8〜10日)を迎えて動きが落ち着いていた辺野古の現場に再び緊張が高まりつつあります。

 連日の監視・抗議行動が続くシュワブ・ゲート前には、この日も200人前後が集まり、新基地建設反対を訴えました。


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