2014年8月1日(金)
カジノ「成長エンジン」
推進派集会で大阪府知事
「日本維新の会」の松井一郎大阪府知事は31日、大阪市内で開かれたカジノ賭博場推進派の集会であいさつし、「IR(カジノを中核とする統合型リゾート)は大阪の成長エンジンになると確信している」とのべ、国によるカジノ関連法制整備を強く求めました。
松井氏はこのなかで、「大阪、関西こそが東京と並ぶ2極目のエンジンになって日本の成長をけん引する」とのべ、「大阪に世界に類のないIRを立地する」と強調しました。
集会は、企業経営者や自治体関係者を対象にしたビジネスフォーラム。民間企業などがつくった「IR推進協議会準備委員会」の議長を務める寺島実郎日本総合研究所理事長が基調講演したほか、米ラスベガスのサンズ、マカオのメルコクラウンといった、日本進出をねらっている海外のカジノ企業幹部も講演しました。
大阪では、「維新」の橋下徹大阪市長と松井知事がカジノ誘致の先頭に立っていることに府民から批判の声が広がっています。