2014年7月21日(月)
自衛隊導入狙うオスプレイ
佐賀空港に17機
防衛相表明
米軍機訓練も
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小野寺五典防衛相は20日、東京都内で記者団に対し、陸上自衛隊に2015年度から導入する方針の米国製の垂直離着陸機オスプレイについて、佐賀空港(佐賀市)1カ所に17機配備する意向を表明しました。また普天間基地(沖縄県宜野湾市)に24機配属している米海兵隊オスプレイの訓練でも、佐賀空港を活用する意向で、米側と協議する考えも明らかにしました。
政府は18年度までに導入する計画のオスプレイは17機(中期防衛力整備計画)。小野寺氏は「整備、補給を考え、一つの場所に置くのが適当」と述べました。
選定理由について同氏は、水陸機動団を創設する長崎県佐世保市と地理的に近い点を指摘。「水陸機動団と併せてオスプレイを活用したい。一体化して対応するのは地理的にも良い場所だ」と述べ、オスプレイが水陸機動団を輸送しやすい点を説明しました。水陸機動団は米海兵隊がモデル。自衛隊に敵地攻撃能力を持たせます。
小野寺防衛相は、佐賀県の古川康知事に対しては17日にすでに電話で伝えてあり、22日に武田良太防衛副大臣を佐賀県に派遣し、オスプレイ配備について説明すると述べました。
佐賀空港は県管理の民間専用空港。普天間基地の「移設」の話が持ち上がった際、市議会は「断じて容認しない」と全会一致で決議(2010年3月)しています。