2014年7月16日(水)
国会前1000人「撤回を」
“安倍政権追い詰めよう”
「閣議決定」抗議行動
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集団的自衛権の行使を容認する「閣議決定」の撤回を求める抗議行動が15日昼、参院議員会館前で行われました。北海道や沖縄からも駆けつけるなど1000人(主催者発表)が参加。「主権者は私たちだ」と書かれたプラカードやうちわを持ちながら、「みんなの力で撤回させよう」とコールしました。
呼びかけたのは「解釈で憲法9条を壊すな! 実行委員会」と「戦争をさせない1000人委員会」です。
横浜市から参加した男性(62)は「平和憲法を壊そうとするなんて、とんでもない。これからの日本を、戦前のような状態に戻して、若い人に渡してはいけない」と話しました。
各団体や労働組合の代表がスピーチしました。日本新聞労働組合連合(新聞労連)の米倉外昭副委員長は、集団的自衛権や秘密保護法はすべて「戦争する国」づくりへとつながっていると指摘。「戦争を許さない運動を大きく広げて頑張りましょう」と呼びかけました。
日本共産党の井上哲士参院議員が「予算委員会の質疑でも、安倍首相のウソとごまかしが明らかになっています。みなさんと一緒に安倍政権を追い詰めましょう」と訴えました。
社民党の吉田忠智党首らがあいさつしました。