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2014年7月4日(金)

みなぎる思い 官邸前 10代20代

解釈改憲に10万人規模の怒り

僕たちこそ多数派だ

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 集団的自衛権行使容認の閣議決定に抗議して6月30日、7月1日に10万人規模でおこなわれた首相官邸前の行動には「居ても立ってもいられない」と10代、20代の若者がかけつけました。ひきつづき、その思いを紹介します。


 東京都文京区の男性会社員(19) 「閣議決定されたが、これから抗議活動を続けて、これ以上、武力行使に近づけないようにさせることが一番。興味のない人にも伝えられればいい」

 東京都世田谷区の男子学生(19) 「平和を望む僕たちこそが多数派だ。若者が行動に立ち上がることが、閣議決定を撤回させる力になる。運動を強めて反対する勢力のほうが強いんだと安倍首相に見せつけたい」

対話広げる

 筑波大2年の男子学生 「解釈改憲で、集団的自衛権行使を容認することに反対。解釈を変えて、いまの制約を広げて、戦争への道を広げるもので、危険だと思う」

 東京都練馬区の男子学生(21) 「安倍首相はここから戦争する体制をつくろうとしている。僕たちは、スピード感を持って運動を広げる必要がある。デモなどで訴えながら、友人たちとの対話を広げることが、安倍首相を追いつめる力になる」

 東京都武蔵野市の女性(20) 「『一人じゃ寂しい』と母に誘われた。大学でチラシを配る人と集団的自衛権の話をしたりする。危ないところに行く可能性があるからダメ。米軍基地とかいっぱいあるのに、どうしてこれ以上アメリカに協力しなきゃいけないのかわからない」

 東京都武蔵野市の保育士の女性(26) 「戦争はイヤだと行動で示さなきゃダメだと思った。これだけ行動する人がいると示すことで、もっといろいろな人たちに関心をもってもらいたいし、人がつながっていくって大切。『イヤだから行こう!』と普通に行動できたらいい」

新幹線乗り

 新潟市から来た女性(26) 「今日は仕事は休み。何ができるかわからないけれど、居ても立ってもいられなくなって朝、家を出て新幹線で来た。強制的に決めようとすることが許せない。自分の大切な人に人を殺させたくない」

 東京都小金井市のアニメーターの女性(27) 「こんなに反対意見があるのに聞かない。若い人が戦地に行かないといけないのに若い人の声を聞かないことはおかしい。抗議しないと後悔すると思った。自由な表現が国に弾圧され、軍国主義教育に利用されるのはイヤ」

 鳥取県倉吉市の男性(27) 「秘密保護法や原発に反対する抗議行動をインターネット中継で見て、官邸前に参加したい思いを強めた。閣議決定で憲法を変えるなんて安倍首相は主権者を冒とくするなといいたい。地元に帰っても反対していきたい」

 福祉関係で働く東京都新宿区の男性(27) 「国民の声を聞かず、少数の人間だけで決めた独裁的なやり方に憤りを覚える。若い世代が官邸前行動にいっそう気軽に参加できる状況をつくりたい。安倍首相が折れるか、僕たちが折れるか、まさにたたかいだ」

 東京都世田谷区の女性(28) 「こんなにあからさまな暴走が止められないんだろうかと悔しい。デモに意味があるのかという人たちもいるけれど、何もせずにはいられない時に参加できるのがこういう行動。当たり前のように続けていくしかない」

 東京都中野区の女性(29) 「官邸前に近い東京にいるんだから来なきゃと思った。解釈改憲が許されてしまったら、その解釈はどんどんゆるくなって、憲法が憲法である意味がなくなる。憲法が変えられてしまってからでは遅い」

 東京都江東区の男性会社員(29) 「安倍首相はこんなに多くの人が声を上げている光景を見るべきだ。閣議決定されても、次は、自衛隊の海外派兵を認める悪法をつくらせないたたかい。主権者をないがしろにする政府に圧力をかけたい」


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