2014年6月30日(月)
「米国は海外で何人も殺した。日本もそうなるなんて」
各地で反対行動 デモ・宣伝に共感や激励
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安倍首相が1日にも集団的自衛権行使を容認する閣議決定を狙う中、「歴史的な暴挙に反撃して打ち破ろう」と日曜日の29日、全国各地で怒りの宣伝行動が取り組ました。
大阪市では青年でつくる「武力で平和はつくれない!集団的自衛権反対」デモ実行委員会の約90人がデモを行いました。
ラップ調の音楽に合わせて、「武力で平和はつくれない」「戦争反対」とコール。集団的自衛権の行使によって、若者が戦地に行かなければならないと訴えました。
沿道で見ていた男性(20)は「僕は反対です。戦争には絶対に行きません」。
デモに参加した男子高校生(17)は「戦争を二度と起こしたくない。過去の謝罪もして、もう戦争をしないというのをアピールしないといけない」。
日本共産党の辰巳孝太郎参院議員も参加しました。
高知市の日曜市では日本共産党の宣伝に、身内を戦争で亡くしたという80歳男性が「戦争は嫌でしょう。署名をしてください」と飛び入り参加。東京では宣伝に激励があり、会社員の男性(30)は「アメリカは海外で何人も殺してきた。日本もそうなってしまうかと思うと怒りがこみ上げる」と話しました。