2014年6月24日(火)
集団的自衛権行使容認 反対の声広がる
若者から首相へ手紙1067通
実行委が政府要請
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東京・渋谷の中心街で22日、若者たちが「戦争いやだ」「憲法守れ」とコールした「若者憲法デモ」と、都内で開いた「若者憲法集会」。その実行委員会が23日、内閣府と国会議員に要請行動をしました。
集まった70人の若者たちは、8班に分かれ、内閣府と国会議員を訪問しました。
内閣府では(1)憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認をおこなわない(2)日本国憲法を順守し、内閣総理大臣として憲法にのっとった行動をとる―ことを申し入れました。
参加者は「学費のために友人やいとこが自衛隊に行った。集団的自衛権で巻き込まれるのは貧しい人たち。政府は憲法を守って」「各地でアンケートをとると、反対の声が圧倒的です。この声に正面から応えてください」と直接思いを伝えました。全国の若者から集めた「安倍首相への手紙」1067通も手渡しました。
国会議員には「海外での武力行使を認めることになる関係法の改正、成立に反対すること」も求めました。
要請に先立ち、衆院第2議員会館で行われた事前集会では、呼びかけ人の一人、鈴木久さん(日本平和委員会青年委員会)があいさつ。「昨日はすごい熱気だった。この熱が憲法を生かす力です」と語りました。
日本共産党の吉良よし子参院議員が連帯のあいさつしました。