2014年6月23日(月)
集団的自衛権 生死の問題
大学生有志がシンポ
東京
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首都圏の大学に通う学生有志でつくる「平和を希求する学生行動(SAP)」は21日、東京都新宿区の早稲田大学で「集団的自衛権と解釈改憲を考える学生シンポジウム」を開き、学内外から学生たちが参加しました。
4人の学生がパネリストとして発言。立憲主義に反する解釈改憲の問題点や、集団的自衛権の行使容認で各国と関係が悪化する懸念があることなどを発表しました。
シンポジウムを企画した学生は「安倍首相は安全保障のために集団的自衛権の行使が必要といいますが、失敗が目に見えています。憲法を生かすことが日本の安全につながる。対案を示して、集団的自衛権に反対していきたい」と語りました。
ポスターを見て参加した、都内の美術大学に通う女子学生(19)は「集団的自衛権は、戦争参加や、自分たちの生き死ににもかかわります。知らないままではいけない。自分の大学でも興味をもってくれる人を増やせるよう、この勉強会で学んで帰りたい」と話しました。