2014年6月20日(金)
戦争する国 止めたい
ネットで知り行動初参加も
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集団的自衛権行使を容認する閣議決定は許さないと19日夜、首相官邸前で緊急行動が取り組まれました。主催は「解釈で憲法9条を壊すな! 実行委員会」です。「戦争で血を流す国にしたくない」と話す女性も。思い思いのプラカードを持った市民がシュプレヒコールを上げました。
インターネットで知り、初めて抗議行動に参加した男性(19)=さいたま市=は「安倍政権が戦争しようとしていることに不安を覚えます。解釈改憲をとめるために若い仲間を増やしたい」と語りました。
亡くなった父親が戦時中、中国北部の戦地に動員されていたと話す女性(67)=同市=は「父は危険な目に遭いながらも何とか日本に帰ってきて、戦争を繰り返してはいけないといつも話していました。侵略戦争を反省し、平和な日本をつくろうと誓ったのが憲法9条です。それを壊そうとする安倍首相に怒り心頭です」。
東京都中野区から参加した男性(64)は「国会会期中の閣議決定が難しくなったのは、世論が政府与党を追い込んでいるからだ。安倍首相は戦争の怖さを想像すべきだ」と話しました。
日本共産党から宮本岳志衆院議員があいさつしました。