「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2014年6月15日(日)

今週の国会

重要法案、会期内成立へ暴走

秘密会設置、医療介護改悪狙う

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 第186通常国会は最終週に入ります(22日が会期末)。安倍内閣・与党は、悪法の数々を成立させる暴走のアクセルを最後まで踏み続けます。

 秘密保護法施行にむけ国会に常設の秘密会=「情報監視審査会」を設置する法案は、衆院でわずか7時間の審議を経て議院運営委員会採決・本会議採決され、参院に送られました。「監視機関」といいながら、国会を秘密保護体制に組み込むものです。重大な法案にもかかわらず、わずかな審議で採決・成立させることは断じて許されません。日本共産党は、秘密会の設置に反対するとともに、秘密保護法の廃止こそ求められているとして、同法廃止法案を提出してたたかいます。

 医療介護制度を根本から改悪する医療介護総合法案は参院厚生労働委員会で審議が続いています。日本共産党の小池晃議員の追及で介護保険の利用料引き上げの根拠が崩れ、田村憲久厚労相自身が論拠を全面撤回しました。にもかかわらず、与党は17日の委員会採決、18日の本会議採決・成立を狙っています。

 大学の自治を破壊する学校教育法改悪案は、参院文教科学委員会で17日に質疑入りとなりますが、自民は19日の採決を提案しています。重大な問題点をもつ法案をわずか2日の質疑で通すなど許されません。

 衆院選挙制度問題での第三者機関設置にむけ、衆院議院運営委員会での議決が予定されています。日本共産党は「『第三者機関』への丸投げは政党、国会の責任放棄だ」と主張し設置に反対しています。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって