2014年6月13日(金)
秘密会設置法案を可決
共産党反対 審議わずか2日
衆院議運委
衆参両院に秘密会(特定秘密の運用監視にあたる「情報監視審査会」)を常設する国会法改定案が12日の衆院議院運営委員会で、自民、公明、維新、みんな、結い5党の賛成多数で可決されました。日本共産党、民主、生活の3党は反対しました。議会制民主主義の根本に関わる法案を、与党はわずか2日間の審議で採決しました。
日本共産党の佐々木憲昭議員は反対討論で、法案が戦後初めて国会に秘密会を常設する重大な内容でありながら、7時間で質疑が打ち切られたことに抗議。広範な国民の反対を押し切って昨年末に成立を強行した秘密保護法にしたがって、「監視機関」といいながら国会を政府の秘密保全体制に組み込むもので、「到底容認できない」と表明しました。