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2014年5月27日(火)

大学自治破壊に反対

宮本氏が全学連と懇談

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 日本共産党の宮本岳志衆院議員らは26日、国会内で全日本学生自治会総連合(全学連)の加藤友志委員長らに党が発表したアピール「『学問の自由』を脅かす大学自治破壊法案を許さない共同をよびかけます」を手渡し、懇談しました。

 安倍内閣は、今国会に提出した学校教育法・国立大学法人法の改悪案の成立をねらっています。同案は教授会から審議権をとりあげ、学長選挙を形骸化し、大学自治を破壊する重大な内容です。

 宮本氏は、文部科学省が決めた「ミッション(使命・任務)」にそった政府・財界いいなりの大学をつくることがねらいだとのべ、財界は大学を軍事研究の場にすることや、学費を自由化し、際限なく上げることまで要求していると指摘。「『学長独裁』は許さないと学生、院生を含めたすべての大学人が力を合わせて、大学自治を守るたたかいの一歩となるよう、力を貸していただきたい」と語り、廃案に追い込むために力を尽くす決意をのべました。

 藤堂健世書記次長は「学問研究の自由という大学の存在意義を守るためにも改悪は許せない」と語りました。加藤委員長は「文科省が予算をたてに大学祭の日程短縮を押し付けている大学もあります。研究や課外活動の自由を守るという学生に身近な話題から世論を広げていきたい」と語りました。


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