2014年5月26日(月)
業者守る“世直し”強化へ
増税反対・改憲阻止へ奮闘
全商連総会が閉会
東京都内で開かれていた全国商工団体連合会の第51回定期総会は25日、安倍政権による消費税大増税を打ち破り、憲法改悪を阻止する運動の強化を呼びかける方針を採択して閉会しました。「民商運動は世直しだ。中小業者の営業を破壊する暴走政治を阻止するために奮闘しよう」の意気高い発言が相次ぎ、各地の多彩な運動が報告されました。
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2日間の討論で全都道府県から48人が発言。東京の代表は、消費税増税の強行に中小業者から悲痛な声が上がるもと、地域の事業所を一軒一軒訪ねて相談活動に取り組んでいると語りました。
香川の代表は、8年の運動が実り地域経済を活性化する住宅リフォーム助成制度の創設を実現したと報告。岐阜の代表は、3000円の参加券を買って、焼肉屋やスナックなど3店舗を回るナイトウオークを紹介。121人、20店舗の参加で成功したとのべました。
沖縄の代表は、名護市辺野古への米軍新基地建設に反対する運動と結んで仲間を増やしていると紹介。宮城の代表も、東日本大震災からの復旧・復興を目指す取り組みのなかで、民商会員数と全国商工新聞読者が2年前の前総会時より上回るなど、強大な民商づくりに全力を挙げていると話しました。
総会で選出された主な役員は次の通り。(敬称略、新以外は再任)
▽会長=国分稔▽副会長=鎌田保、太田義郎、菊池大輔、磯谷吉夫、加賀茂、星実(新)、藤川隆広(新)▽事務局長=岡崎民人