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2014年5月19日(月)

「全団員で憲法守る」

自由法曹団が研究討論集会

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緒方氏が講演

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(写真)和歌山県白浜町で開催した自由法曹団の5月集会=18日

 自由法曹団(篠原義仁団長)の弁護士が各地での取り組みを交流する研究討論集会(5月集会)が18日、和歌山県白浜町で開かれ全国から500人近い団員らが参加しました。

 開会あいさつをした篠原団長は、安倍内閣の集団的自衛権の行使容認や改憲をめぐる動きにふれ、「事態は急を告げています。この集会で局面打開の方策を打ち出し、全団員が憲法を守る臨戦態勢に入ろう」と呼びかけました。

 日本共産党の緒方靖夫副委員長が「世界とアジアの動きと日本」と題して講演。自由法曹団の団員で和歌山県弁護士会会長の小野原聡史弁護士が来賓あいさつしました。

 集会は19日まで行われ、憲法や原発、TPP、雇用・労働、貧困問題など、多彩なテーマを分科会と全体会で討論します。

 18日には、法務省の法制審議会「新時代の刑事司法制度特別部会」が4月末に出した、捜査のための盗聴範囲の拡大を認めるなどした「試案」について活発な議論が行われました。

 この「試案」について、「袴田事件」の西嶋勝彦弁護団長が特別報告で、「えん罪を防ぐための課題がおざなりだ。袴田事件などを受け、すすめるべき取り調べの録画の対象がわずか3%にしかならない。抜け道だらけだ」と批判しました。


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