2014年5月17日(土)
集団的自衛権 予算委での集中審議求める
野党8党書記局長・幹事長会談
山下・穀田両氏が出席
|
野党8党の書記局長・幹事長・国対委員長会談が16日、国会内で開かれ、前日の安保法制懇の報告書提出と、安倍晋三首相による記者会見への対応をめぐって協議しました。日本共産党の山下芳生書記局長、穀田恵二国対委員長が出席しました。
山下氏は「安保法制懇の報告書のなかには、集団的自衛権の行使ができないという憲法解釈を変えるべきだという文言がある。これは海外で戦争をしないという憲法上の歯止めを取り払うもので、政府がこの方向で閣議決定することは断じて容認できない。憲法の平和主義を破壊する集団的自衛権行使容認の方針を撤回すべきだ。海外で戦争する国づくりに党をあげて断固反対する」と発言しました。
同会談では、集団的自衛権をめぐる問題について、国権の最高機関である国会において広く国民的な議論をおこなうべきであるとして、予算委員会での集中審議を求めていくことなどを確認。山下氏と穀田氏は、憲法の平和主義を破壊しようとする安倍首相の姿勢を追及する場にしていくべきだと述べました。