「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2014年2月7日(金)

国民の懐温める政策を

補正予算成立 辰巳議員が反対討論

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 総額5・5兆円にのぼる2013年度補正予算案が6日の参院本会議で自民党、公明党、新党改革の賛成多数で可決・成立しました。日本共産党、民主党、日本維新の会、みんなの党、生活の党、社民党は反対しました。

 日本共産党の辰巳孝太郎議員が討論にたち「補正予算案は『好循環実現のための経済対策』といいながら、さらに経済格差を拡大し、経済の土台を冷え込ませるものになっている」と指摘しました。

 このなかで辰巳氏は五つの反対理由―(1)大企業の復興特別法人税を1年前倒しで廃止し、復興財源8000億円を新たに補填(ほてん)している(2)社会保障給付減・国民負担増の本格化(3)不安定で低賃金の非正規雇用労働者を増加させようとしている(4)3000億円以上を注ぎ込む大規模開発や原発再稼働の姿勢(5)1200億円の軍事費や環太平洋連携協定(TPP)の推進―をあげました。

 そのうえで「補正予算案は、国民と日本経済をさらなる悪循環に陥れるもので認められない。『経済の好循環』を作り出すなら、消費税増税を中止し大企業や富裕層に資力に応じた税負担を求め、国民の懐を温める経済政策に転換する道しかない」と強調しました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって