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2013年12月28日(土)

安倍政権 孤立深まる

靖国参拝 ロシア・EUも批判

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 安倍晋三首相による靖国神社参拝についてのアジアと世界の非難は鳴りやまず、安倍政権は世界の中で孤立を深めています。

 政府レベルではロシア外務省高官が26日発表の声明で遺憾を表明し、“歴史への正しい理解が近隣諸国との関係の重要な土台”と強調。欧州連合(EU)の報道官も同日、靖国参拝は地域の緊張緩和に「貢献しない」と指摘する声明を発表しました。

 米国のメディア(電子版いずれも26日付)の記事には「政治的に無分別だ」(ワシントン・ポスト)、隣国の共有する過去についての「傷つきやすい感情を踏みつける」(CNNテレビ)など、安倍首相に対するいらだちと批判のコメントがあふれました。ウォール・ストリート・ジャーナルは、今回の参拝が「日本の軍国主義復活という亡霊を自国の軍事力拡張の口実にしてきた中国指導部に対する贈り物になった」と指摘しました。

 日本の侵略を受けた韓国、台湾では27日、日本の大使館などの前で市民らが抗議集会を行い、「日本は侵略の歴史を反省すべきだ」などの声を響かせました。


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