2013年12月7日(土)
秘密保護法案許さないたたかい これからも続く
日比谷大集会に1万5000人
志位委員長あいさつ
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憲法違反の悪法・秘密保護法案をめぐってヤマ場を迎えた6日、「いてもたってもいられない」と全国から駆けつけた人たちで議員会館前や国会正門前は終日、「法案絶対反対! 政府・与党は国民の声を聞け!」のコールが鳴り響き、廃案をめざす行動が続きました。
夜、日比谷野外音楽堂で開かれた「廃案へ! 大集会」には緊急国会行動の参加者が続々と合流。「数の暴力を許さない。夜を徹して国会を包囲しよう」との訴えに、参加した1万5千人が「そうだ! がんばるぞ!」の声で応えました。
映画人九条の会の高橋邦夫事務局長は、「社会の闇を暴くのが映画の醍醐味(だいごみ)。自由に企画が認められなくなります。反対の声はもうおさまることはない。これからも、みなさんと一緒に声をあげていきたい」と話しました。
「強引な決め方は戦争への道だ」と話す東京都内の38歳の男性は、「安倍政権が数の力で強行するなら、僕たちは国民の数の力で対抗しよう。声を上げてくれている友人と一緒に運動を広げます」。
集会を後援した日本弁護士連合会の山岸憲司会長は、「法律家団体・人権団体としてあまりにも拙速で乱暴な強行採決は断じて認められない。これからもたたかいは続く。地域、職場、学園で声を広げよう」と呼びかけました。
日本共産党から志位和夫委員長、市田忠義書記局長をはじめ衆参両院議員14人が駆けつけ、志位委員長があいさつしました。
志位氏は、与党による2日間の国会会期の延長を批判し、「国民のたたかいが相手をここまで追い詰めました。憲法違反の秘密保護法案を廃案に追い込むために最後まで頑張り抜こう」と訴えました。
志位氏は、国会審議を通じて同法案が憲法にことごとく反していることが明瞭になったとし、「日本国憲法の国民主権、基本的人権、平和主義に真っ向から反する違憲立法は廃案にするしかありません」と訴えました。
吉田忠智社民党党首、民主、無所属などの国会議員があいさつしました。
集会後、国会請願デモがおこなわれました。午後8時すぎ、参院議員面会所前で日本共産党と社民党の国会議員団が次つぎに到着する人たちを迎え、エールを交換。議員会館前や国会正門前での抗議行動に合流しました。