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2013年12月4日(水)

秘密保護法案 石破発言問題

「官邸前に集まっている人 テロと言ってもよいくらい」

自民党本部 抗議の弁護士に暴言

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 国会前や首相官邸前で秘密保護法案に反対の声を上げている市民の行動を「テロ行為」だとブログで発言した自民党の石破茂幹事長に対し抗議文を送った市民らに、自民党の「渉外担当」と名乗る男性が「(官邸前には)テロといわれてもよいくらいの暴力的な、表現の自由を盾にやっている人たちはたくさんいる」などと、暴言を吐いていたことが3日、分かりました。官邸前見守り弁護団の神原元(はじめ)弁護士と市民らが同日、記者会見し、内容を明らかにしました。


 神原弁護士によると2日、自民党本部に石破発言への抗議文を郵送。弁護士が面会を申し入れるために自民党本部に電話連絡したところ3日、「渉外担当」者が、「抗議文は受け取らない」「謝罪なんかしない。理由なんか説明しない」「明日来ても建物には入れない」「調子いいときだけ国民なんて言わないでくださいよ」などの暴言を吐きました。

 神原弁護士は「(電話で対応した男性について)威圧的で暴力的な対応だった。今回の出来事は、石破発言は決して彼個人のものだけではなく、自民党本体自体が、そういう体質を持っていることを表している」と語りました。

 11月29日の参院議員会館前での行動を主催した村上・ダミアン・勝さん(48)は「(今回の発言は)まさに彼らが考えていることの本音が出た」と語りました。

 この行動に参加した男性(21)は、「僕らはただ声を上げているだけで、傷つけるような行動をしているわけではない。もしこの法案が通ってしまったらデモもテロとされてしまう。こんな言葉をいうような人たちが決めていく法律は、危ないものだということを表している」と話しました。


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