2013年11月10日(日)
秘密保護法案は言論封じ
出版労連が国会デモ
日本出版労働組合連合会(出版労連)は8日夜、秘密保護法案、教科書の事実上の国定化をねらう教科書法制定に反対する国会デモを行い、180人が参加しました。
デモに先立つ決起集会で、吉田典裕副委員長は、教科書法制定阻止のために闘争本部を設置し、組織をあげて取り組むことを報告。21日に東京・日比谷野外音楽堂で行われる「秘密保護法」に反対する大集会への参加を呼びかけました。
小学館労働組合の川辺一雅委員長は「出版は憲法の精神を体現する仕事。秘密保護法案はルール無用の言論封じです。速やかな撤回を求め、断固たたかうことを宣言します」と決意表明しました。
秘密保護法案の問題点と教科書法制定の危険性について加藤文也弁護士が講演。「どちらの法案も国民の思想統制につながる危険があります。問題点を広く国民に知らせていくことが重要です」と語りました。
デモの出発前に民放労連、映演労連、日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)などの代表が発言しました。
衆参両院の議員面会所前で、日本共産党の宮本岳志衆院議員、倉林明子参院議員が激励しました。