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2013年9月15日(日)

アジア政党国際会議・女性会合

「慰安婦」問題で紙議員発言

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 アジア政党国際会議(ICAPP)の女性特別会合が12〜14日、韓国のソウルで開かれました。日本共産党から紙智子参議院議員が参加し、13日に発言しました。

 「女性のリーダーシップと社会的地位の向上」をテーマとする会合は、政治や経済活動への女性の参画や、平和構築に女性が果たす重要な役割について、各地から具体的な経験と実態、前進に向けた奮闘が報告されました。

 紙議員は、「女性差別撤廃条約」批准後も、日本の差別是正がたちおくれている現状と背景について述べ、その打開への決意を語りました。

 さらに、北東アジアの平和の問題に言及、日本軍「慰安婦」問題について語り、日本政府の歴史認識と人権感覚の欠如が、同地域の平和と相互理解をすすめるうえで重大な障害になっていると指摘。党として、政府に植民地支配の謝罪、賠償を求めていくとともに、国内外の人々と共同して地域の平和をすすめるために力を尽くす決意を表明しました。

 「慰安婦」問題についての関心は高く、紙議員の発言が終わると、握手を求めたり、「発言原稿がほしい」と声を掛けたりする参加者が相次ぎました。

 「日本で、被害者の声を聞いて行動していることに感銘を受けた」との感想(韓国の国会議員)も寄せられました。

 会合は14日、男女が力を合わせ、法的・社会的な女性の差別をなくし、社会の発展を実現しようと呼び掛ける「ソウル宣言」を採択して閉会しました。

 会合にはアジア21カ国から32政党が参加しました。アフリカや中南米の組織もオブザーバーとして参加しました。


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