2013年8月28日(水)
経済センサス
事業所数43万減
12年 従業者数は260万人減
総務省と経済産業省が27日公表した2012年経済センサス・活動調査確報によると、09年の前回調査に比べ、事業所数が43万、従業者数が260万人減少しました。
経済センサスは日本の全産業分野における経済活動の実態を事業所・企業ごとに集計したもの。09年に1回目の基礎調査が行われました。
今回の調査では、事業所数が545万3635と、前回から7・3%減少しました。医療・福祉を除くすべての産業大分類で事業所数が減少し、情報通信業の13・7%減などが目立ちます。製造業は49万3378で、前回から4万3289(8・1%)減少しました。
従業者数は5583万8266人で、前回から4・5%減少しました。医療・福祉は9・8%の大幅増、金融業・保険業で0・1%増となったほかは、すべての産業で減少。製造業は924万4505人で、前回から58万2334人(5・9%)減少しました。
事業所数・従業者数の減少の背景には、電機大手などによるリストラの影響があるとみられます。
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