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2013年6月15日(土)

橋下氏 市長の資格なし

暴言に怒り 市民が決起集会

大阪

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(写真)意気高い発言が相次いだ「怒りの決起集会」=13日、大阪市

 「橋下徹氏の『慰安婦』暴言は辞任をもってしかあがなえない」「『市長の資格なし』の大運動をすすめよう」と、「怒りの緊急決起集会」が13日夜、大阪市内で開かれ、会場いっぱいの約170人の参加者が「地元、大阪での決着」を誓い合いました。「明るい民主大阪府政をつくる会」と「大阪市をよくする会」が主催しました。

 集会では、神戸女学院大学の石川康宏教授が、橋下氏が特派員協会で読み上げた「私の認識と見解」を徹底批判。「橋下氏の5月13日の発言の趣旨は『兵士には性と戦争の道具として女性をあてがうことが必要だ』という主張だとしか考えられないが、これのどこが『女性の尊厳を大切にしている』(「見解」)のか」と指摘しました。

 「第2次大戦中、国家が組織的な性奴隷制をつくったのは大日本帝国とナチスしかない」と石川氏。「世界は『戦時性暴力をなくすためにこそ過去の不処罰の連鎖を断ち切る必要がある』と日本に『慰安婦』問題の解決を求めているが、橋下氏はその脈絡が何もわかってない」といいます。

 会場からは、兵庫県尼崎市で市議選のビラを差し出してきた「維新」関係者に「あんた。橋下さんが何言うたか知ってんの」と質問したら慌てて姿を消したとの報告も。「歴史上、これだけ世界中から批判された市長が日本にいたのか」「大阪の女たちは黙っていない」「参院選でも大阪市民の手で審判を」と意気高い発言が相次ぎました。


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