2013年5月17日(金)
「橋下暴言」撤回し、辞任を
女性らリレートーク
議員会館前
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日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は、女性の人権や人間の尊厳を踏みにじる「慰安婦は必要」発言を撤回し、辞任を―。16日、参院議員会館前で「女性たちの怒りのリレートーク」がおこなわれ、50人が参加しました。
日本婦人団体連合会の堀江ゆり会長は「発言について釈明して正当化しようとする橋下氏に、怒りは高まる一方です。女性だけでなく男性の人権も冒瀆(ぼうとく)する発言を撤回し、大阪市長も共同代表も辞めるべきです」と訴えました。
参加者は「『慰安婦』問題の解決に背を向けてきた安倍内閣の責任も大きい。政府として責任をもって対処すべきだ」(新日本婦人の会)、「もう戦争は嫌だとの思いから生まれた団体として、満身の力で抗議したい」(婦人民主クラブ)、「辞めさせなければならない。さっそく署名をつくり、各地で宣伝している」(全労連女性部)、「こんな代表をかかえる維新の会に、政党助成金という税金がつぎこまれているなんて許せない」(全商連婦人部協議会)などと訴えました。
日本共産党の紙智子、田村智子両参院議員と赤嶺政賢衆院議員が激励あいさつをしました。