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2013年5月6日(月)

この街で空襲があったんだ

東京高校生平和ゼミナール

世界大会ツアーへ学習開始

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(写真)東京大空襲フィールドワークで割れた墓石を見る高校生と子どもたち=5日、東京都江東区

 東京高校生平和ゼミナールは5日、東京都江東区の東京大空襲・戦災資料センターで、夏に原水爆禁止世界大会や高校生平和集会などに参加する長崎平和学習旅行のスタート集会を行いました。

 都内の高校生や小中学生も参加し、戦災資料センターや12年前のこどもの日に高校生が建立した「世界の子どもの平和像」の見学、東京大空襲で割れた墓石など跡地フィールドワークをしました。

 同級生に誘われて参加した港区の高校2年の女性(17)は「おばあちゃんが子どものころ、このあたりに住んでいて、空襲で避難したと聞きました。戦争を知るきっかけになりました」と感想を語りました。

 私立高校3年の女性(18)は「いまの街並みからは大空襲があったなんて想像できない。責任をもって伝えていけるよう、たくさん勉強したい」。中学1年の女性(12)は「戦争を放棄した憲法は絶対変えない方がいいと思いました」と話していました。

 東京高校生平和ゼミは毎年、こどもの日に世界大会ツアーへ向けた学習を開始しています。次回は6月16日午後1時半から旗の台文化センター(品川区)で被爆者の証言を聞きます。問い合わせは、世話人の富永さん042(577)2171(桐朋高校内)。


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