2013年4月26日(金)
認可保育所ふやして
埼玉・草加 父母らが署名提出
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埼玉県草加市の父母らでつくる「保育園をふやし隊@草加」の人たちは24日、田中和明市長に直接会い、保育所の待機児童の解消を求めました。
草加市は、2013年度の認可保育所の待機児童数が341人をこえる見込みで、前年度より211人増えています。同団体は認可保育所の増設と保育士の処遇改善を求める署名を集め、この日、3839人分の署名を市に提出しました。
参加者は「今は育休中だが、11月までに保育所に入れないと退職しないといけない」「週3日は母に子どもを預け、他の日は知人にお金を払って預けて働いている」などと訴えました。
田中市長は、「詰め込みではなく、みなさんの要望に沿った形で進めていきたい」と答えました。
共同代表の藤家桂さん(24)は、子どもが保育所に入れず親が働けないと、税金が払えず市の税収が落ちるという悪循環になると指摘。「待機児童解消は子育てがしやすいだけではなく、働きやすい草加市になるということにもつながる。ぜひ今日の懇談を生かしてほしい」と述べ、重ねて待機児童の解消を求めました。