2013年2月14日(木)
秘密保全法許さない
井上議員あいさつ 国会内で集会
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国民の「知る権利」を侵すと強い批判がある「秘密保全法」に反対する集会が13日、国会内で開かれ、労働組合、法曹関係者、ジャーナリストなど60人が参加しました。市民団体でつくる「STOP! 秘密保全法共同行動」の主催で、集会後には各党の国会議員への要請行動をしました。
秘密保全法は、国が幅広い分野で「特別秘密」に指定した情報を漏らした公務員や情報を得ようとした外部の人を厳罰にするという内容。民主党政権下で検討され、自公政権の登場で法案提出の可能性が高まっています。
集会を主催した日本マスコミ文化情報労組会議の日比野敏陽議長は「危機感をもって訴えていきたい」と発言。日本弁護士連合会秘密保全法制対策本部の江藤洋一本部長代行は「戦前の治安維持法の再来になりかねない。生活のありとあらゆる分野に秘密があり、それにさわると犯罪になるという恐ろしい法律だ」とのべました。
会場からは、「日本の右傾化にどう歯止めをかけるかという運動が必要」(全国労働組合総連合)、「公務の職場に無用な混乱を招く」(日本国家公務員労働組合連合会)、「運動を若い人にも広げたい」(9条フェスタ市民ネット)などの発言が出されました。
日本共産党の井上哲士参院議員が「危険性を広く国民のなかに明らかにし、国会提出をさせないために全力をあげる」とあいさつ。社民党の福島みずほ党首があいさつしました。