2012年11月10日(土)
公園利用制限に反対
反原連のデモ出発点 日弁連会長 声明
日本弁護士連合会の山岸憲司会長は9日、首都圏反原発連合(反原連)がデモの出発地点とするために出した日比谷公園の使用許可申請を東京都が不許可とし、東京地裁が申し立てを却下、東京高裁が即時抗告を棄却したことについて、「公園等公共用物の利用の制限に反対する」声明を発表しました。
「公園は伝統的に集会やデモ行進の集合・出発地点として用いられてきたもので、その利用は原則として認められるべきであって、正当な理由なく制約することは、憲法の保障する表現、集会の自由の不当な制限となる」と指摘。裁判所の決定は、これまで多くの市民が自発的に参加し、整然と平和的に行われ混乱をきたしていないという点を見過ごしているとのべています。