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2012年10月29日(月)

認可保育所を断念67%

無認可・ベビーホテル利用者

理由「空きなかった」6割

厚労省調査

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 無認可保育施設(ベビーホテルを除く)を利用している人の67%が、認可保育所の利用を検討したものの断念していたことが、厚生労働省の調査で28日までにわかりました。そのうち6割は「認可保育所に入りたかったが空きがなかった」ことを理由にあげています。

 夜8時以降や宿泊に対応するベビーホテルの利用者も、67%が認可保育所への入所を検討したものの断念。そのうち「空きがなかった」が58%、「保育時間が合わなかった」が約4割います。(複数回答)

 入所児童の年齢ではベビーホテル、それ以外の無認可保育所ともに2歳児の利用が最も多く、この年齢層の待機児童解消が急務であることが浮き彫りになっています。

 無認可保育所(ベビーホテルを除く)利用者の退所時間は午後5〜6時が38%と最も多く、午後4時〜5時が23%と続き、午後7時以降は3%となっています。月額保育料(子ども1人)は3万〜4万円が27%、4万円以上の人が40%を占めます。

 無認可保育施設の推計利用者数はベビーホテルが3万8607世帯、東京都の認証保育所などそれ以外の無認可保育所が15万3780世帯でした。

 調査は2011年2月に、1万1481世帯を対象に行われ、回答率は82%。


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