「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2012年9月24日(月)

橋下市長! 「慰安婦」問題の真実はこれです

韓国の被害者が証言 大阪市で集会

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)日本軍「慰安婦」の体験を語る金さん(正面左)=23日、大阪市

 橋下徹大阪市長が日本軍「慰安婦」問題で「強制連行の証拠はない」と歴史をゆがめる暴言をしたことに対し、「橋下市長!『慰安婦』問題の真実はこれです」と韓国の被害者ハルモニ(おばあさん)の体験を証言する集会が23日、大阪市内で開かれました。

 橋下市長に発言の撤回を求めている「日本軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」が呼びかけたもので、480人が参加しました。

 体験を語ったのは金福童(キムポットン)さん(86)です。14歳のとき、日本人と村の区長が家に来て「軍服工場で働く」と聞かされ、台湾経由で広東の「慰安所」へ。逃げ出せない状況のもとで香港、シンガポール、インドネシアへ軍とともに移動させられました。土・日曜は数十人の兵士の性の相手をさせられました。「証人が生きているのに根拠がないとはあまりにひどい」と語り、日本政府が謝罪・賠償し、一日も早い解決を呼びかけました。

 韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会の尹美香(ユンミヒャン)さんが活動報告。在日の慰安婦裁判を支える会の梁澄子(ヤンチンジャ)さんが橋下市長発言を資料をもとに批判しました。

 初めてハルモニの話を聞いたという岡村知子さん(31)は「差別的にみている人が多いけど、みんなで変わっていかないといけないと思いました」と話していました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって